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会社案内

保守管理・定期点検に関するお願い

1.はじめに

医療機器は適切な使用と共に、保守点検等による機器のメンテナンスが非常に大事であり、薬事法や医療法においても、安全管理責任者を設けて適切な保守計画の作成と実施が義務付けられていると伺っております。

弊社が製造販売しております医療施設向けベッドに関しても、大切な患者様が病院の中で大半の時間を過ごされる場所でもあり、医療機器同様の保守管理が必要と考えます。

又、近年のベッドの主流は電動式ギャッチベッドに移っておりますが、従来の手動式ベッドに比べると、床動作の操作等が非常に簡単で便利に行える反面、機構や構造は複雑になっており、その信頼性や安全性を維持するためには日頃の点検や保守管理が今までにも増して非常に大切になって来ております。
一方、ご存知の通り、昨今電化製品で経年劣化に伴う重大事故等が相次いで発生したことを受け、消費者生活用製品安全法の改正により、一部の電化製品については平成21年4月1日から該当する商品の耐用年数や消耗交換部品を明示すると共に、お客様のご要望に対して、有償による点検修理などの対応が義務付けられました。

以上のような状況を踏まえ、弊社が製造販売しておりますベッドに関しましても、ご利用者様や患者様が快適に安心してご使用頂くために、この度、ベッドの取り扱いや保守点検に関してご案内させて頂くことに致しました。

2.ベッドの保守点検について

ベッドも他の医療機器同様に耐用年数があり、ご使用に伴って消耗や劣化が進行していきます。又、その進行度合いは、ご使用環境やご使用頻度、或いは、日頃の保守管理の状態に大きく左右されるものです。
一般的に、機器の使用頻度が多くなり長期間が経つと摩擦や劣化などが進み、故障には至らなくても性能や信頼性が低下し、その結果、製品の安全性や有効性が損なわれる恐れがあります。
従って、出来る限り長期間に亘り、故障なく安全、快適にベッドをご利用頂くためには、日頃の使用点検(日常点検)や定期点検が非常に大切になって来ます。
お客様におかれましては、既に貴施設のルールなどに基づき日常点検や定期点検を実施されているものとは存じますが、以下に示しますような資料なども参考にして頂き、これを契機に現在の保守管理の内容を見直されることをお勧め致します。

日常点検

ベッドの安全使用マニュアル

ベッドの安全使用マニュアル

機器の使用前後(機器によっては毎日)に、使用上問題ない状態であるかどうか、一通りのチェックを行います。
チェックする項目や方法については、弊社が製品納品時に添付しております「取扱説明書」や医療・介護ベッド安全普及協議会発行の「ベッドの安全使用マニュアル」を参考にして下さい。尚、「ベッドの安全使用マニュアル」は、医療・介護ベッド安全普及協議会のホームページから入手することができます。

定期点検

定められた期間(弊社では6ヶ月ごとを推奨しております)に実施し、日常点検よりも詳細な項目に亘ったチェックを行います。各点検項目は、機器製造メーカーにより定められます。

又、不意なトラブルを回避する為に、定期点検の際には長期ご使用になる摩擦や劣化を生じる部品「定期交換部品」の交換をお勧めしております。消耗部品や定期交換部品に関しては、次頁の「消耗交換部品一覧」に記載しております内容に準じて、適宜、交換を行って下さい。
尚、交換部品の手配等に関しましては、弊社カスタマーサポート、或いは、弊社営業担当者にお申し付け下さい。

使用頻度及び使用環境により、各部品の交換時期が前後したり、他の部品交換が追加されたりすることがあります。交換の要・不要及び交換実施時期に関しましては、弊社営業担当者までご相談ください。

3.弊社病院用ベッドの耐用期間について

ベッドにも耐用期間があり、弊社病院用ベッドの耐用期間は引渡し後8年(自主基準による)です。

ベッドの耐用期間とは、標準的な使用状況と標準的な保守状況の中で消耗部品の交換や修理を繰り返すことで、品質および安全性が維持できる標準的な使用期間のことを言います。
又、病院用ベッドの安全性の確保を維持するために実施する保守点検や修理等にかかる費用負担等の兼ね合いから、病院用ベッドの維持管理費が経済的でなくなる時、或いは、ベッド製造業者が保有する交換部品の「保守部品の保有期間」が耐用期間とも考えられます。
尚、財務省令に基づき固定資産の減価償却費計算に用いられる「耐用年数」とは異なるものです。
又、耐用期間を超えた場合は、必ず総合的な部品交換を含む点検・修理をお申し付け下さい。他の医療機器同様、ベッドも耐用期間を超えて使用されますと、故障の多発などで安全性が担保できなくなり、医療事故につながる恐れがあります。
又、耐用期間を過ぎたベッドは、保守点検によっても当初の性能を維持し続けるには限界がありますことをご了承下さい。

消耗交換部品一覧

1.定期交換部品

商品名・部品名 消耗部 耐用期間目安 交換の目安
経過年数 設定根拠
電源ボックス 電子部品 6〜8年 電子部品寿命
  • 発煙、発熱、異臭
  • 時折モーターが動作しない
  • モーターの動きがおかしい
  • ボックス内部からの異音
アクチュエータ
(モーター)
電子部品 6〜8年 電子部品寿命
  • 時折モーターが動作しない
  • 従来と異なる音がする
  • 突然大きな騒音がする
  • 床が自然に下がることがある
機構部 6〜8年 170kgf/
12,000回昇降
手元スイッチ 電子部品 6〜8年 電子部品寿命
  • 発煙、発熱、異臭
  • 時折モーターが動作しない
クランクハンドル 機構部 6〜8年 170kgf/
12,000回昇降
  • 従来と異なる音がする
  • 床が自然に下がることがある

2.消耗交換部品

商品名・部品名 消耗部 耐用期間目安 交換の目安
経過年数 設定根拠
電源ボックス バッテリー 5〜6年 バッテリー寿命
  • モーターの動作スピードが落ちる
  • 時折モーターが動作しない
手元スイッチ ボタンラバー 6〜8年 12,000回操作
  • 表記してある文字が消える
  • ボタンがめり込み、戻らない
クランクハンドル
取っ手
板バネ 6〜8年 12,000回操作
  • 取っ手がグラグラする
  • 取っ手収納部の弾性がなくなる
キャスター 対角ロック
(φ7.5、φ10)
3〜5年 メーカー保証値
  • 走行が安定しない
  • ロックの掛かりが悪い
  • ロックしてもタイヤが回る、首を振る
  • タイヤが滑る
  • 内部から異音がする
  • タイヤに亀裂が入る、割れる、削れる
トータルロック
(φ12.5)
6〜8年 メーカー保証値
交換部品費および作業費はベッドの機種、製造時期により価格が異なります。詳しくは営業担当者までお問い合わせ下さい。