Active Safety 安全をカタチに、やさしさを機能に
  • HOME
  • お問い合わせ
  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大
  • English

ホーム > 病院・介護施設訪問記 > 高齢者ケア施設 > 古江台ホール「すずらん」 > レポート

高齢者ケア施設 社会福祉法人のぞみ 特別養護老人ホーム 古江台ホール「すずらん」様

豊かな人間性を見出すライフステージへ

古江台ホールは、大阪府池田市にある特別養護老人ホーム。平成8年4月に定員54名の特養を開設し、ご利用者とご家族、職員、地域の関係機関と一体となり明るく健康な「生活の場、憩いの場」としてサービスを提供してきた。今回は隣接して新たに、新型特養(ユニット型)「古江台ホール・すずらん」を増築、少人数の家庭的な雰囲気の中で、自立支援の視点に立った質の高い施設サービスを展開する。

【馴染みの関係づくりが大切】

新型特養は、「家庭に近い環境の中で少人数のグループごとに生活を送る居住空間で、一人ひとりの生活リズムに合わせた介護を行なう施設」と規定され、居室は全て個室となる。古江台ホールでは、1ユニットを7〜8人と設定し、計4ユニットで30人を受け入れる体制。下芝施設長は、「小さいグループにすることで、手厚い職員配置によるサービスを提供していきたい」という。

古江台ホールは、「より人間らしく、より豊かに」生活できるサービス提供を行うことをモットーとしており、例えば、お料理を職員と一緒にするなど、できることはご自分でしていただくということも大切にしている。また散歩、買物、外食など地域との係わりをもち、生きがいや生活にハリを感じられる体制づくりも整えられている。

「サービスの質は職員の資質によるところが何より大きい」と下芝施設長。スタッフは新規に採用した若い人が多いが、家族構成的な住まいの中でご利用者の方との信頼関係を築いていくことが大切であり、「家族的な馴染みの関係を基盤とし、ご利用者の心を少しでもくんでいきたい」と話す。

また、スタッフはご利用者のサポーターに徹するわけだが、これにはなかなかの忍耐が必要である。「手を出しすぎると意欲を奪ってしまうことにもなる。」また「決して職員の思い通りにはいかないし、またそうしてはいけない」と、待つことの必要性を強調する。

ご利用者の意思に反したことは行わない。何か動作をする前に声を掛け、ご利用者の意思を最大限に尊重し、共働の姿勢を心掛ける。これには、職員の器の大きさ、人間性が重要であり「若いスタッフが、自分を磨けるような環境づくりが大切です」と職員の教育指導にも力がこもる。

【伝統的な素材が空間に癒しを与える】

建物は、竹材がモチーフとして用いられ、外観が北摂の山々とも調和した和風の趣がある。和の空間に身を置いたときに、なぜだか懐かしいような、ほっとするような気持ちになるものだ。ご利用者の中には、竹をナイフで削り、自分で竹トンボを作っていた人もいるだろう。
談話コーナーにも掘りごたつ式の畳部屋などもあり、身体機能や心理を考慮した空間づくりが感じられる。

1Fにはデイサービス、食堂、浴室などが配置されている。2F、3Fは各15部屋の居室、食堂、スタッフステーション、談話コーナーがある。スタッフステーションと食堂がパブリックなエリアで、それを取り囲むように廊下を挟んで居室があり、職員の目が行き届きやすくレイアウトされている。
居室とパブリックスペースの間には、竹材の低いパーテーションなどもあり、プライバシーに配慮しつつ、同じ屋根の下での生活が嬉しくなるような一体感を醸しだしている。

■今回ご採用いただいた製品
今回ご採用いただいた製品

ケプロコア883は、脚元を下げることが可能で座位の姿勢に無理がなく、ラクに起居動作が行える。また低床設計なので、乗り降りや車椅子への移乗も安全でスムーズにできる点を高く評価いただいた。また誤嚥予防などで、ベッド上で長時間の座位が必要になる場合にも快適にお使いいただける製品である。

居室からバルコニーへは段差がなく、自由に出入りができる。バルコニーからは五月山など北摂の山が一望に見渡せてとても気持ちがいい。背を起こして脚元を下げると前方の視界が広がり、外の景色を見たくなる。このベッドなら離床を促し、ご利用者様に四季の移ろいを感じていただけるものと思われる。

製品情報へ→

→ 古江台ホール「すずらん」 様 物件概要